Ange Noir
あらすじと作品紹介

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Main Story
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

黒いワイシャツにノーネクタイ。
黒いズボンと、
黒いロングコートを愛用し、
対して、肌は透けるように白く、
神は金髪に近い茶髪。セミロング弱の長さの髪は、
綺麗に歪み、頭部を飾る。
少し垂れ気味の眼にはまるのは、銀の瞳。
流れるような口上を口ずさむかと思えば、
意味不明の奇弁を垂れ流し、
ふざけているかと思えば、やけに真剣で、
確固たる意思を持ち、誰の言う事も流されない。
大袈裟なリアクションをするかと思えば、
本当の自分は決して表に出さず、
単純で、阿呆で、
聡明で、したたかな、
そんな掴み所の無い黒い天使『柊』。

彼の仕事は魂の救済。
彼の使命は運命への抵抗。

彼に出会った人間は須らく奇妙な体験をするだろう。

それは唐突に、
それでいて穏やかに、
そう思うと暴力的に
あるいは撫でやかな
そんな奇妙な物語が、
柊の廻りに紡がれていく。

そんな現代御伽話。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
挨拶代わりに些細なデジャヴを
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Web公開作品第一弾。
全てのAnge Noir作品のプロローグ的お話。
自殺願望の女性と、黒い天使の奇妙な掛け合い。

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
盲目の天使 編
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

時間的には『挨拶代わりに些細なデジャヴを』の十数年前の話。
今作の『陽子』と挨拶の方の『陽子』は
ある意味で同一人物、ある意味で非同一人物。
『運命』と遭遇した少女のささやかな反抗の野物語。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
遺愛の国のアリス 編
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

人の想像も及ばぬ奇怪な世界
『ヌーヴェル・リュンヌ』
この世界に迷い込んだ一人の少年の戦い。
彼は無事、『楽園』を抜けることができるのだろうか?


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Buck to Ange Noir

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -